-------------- コラム --------------

日本のインターン生によるベトナム学生インタビュー

インターン生の高橋です。僕は現在日本の大学に通う4年生です。ベトナムの大学生がどういった生活をしていて、どんな価値観をもっているのかホーチミンの女子大生4人にインタビューしてきました。

日本のインターン生によるベトナム学生インタビュー

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今回協力してくださったのは、写真左側からNgoc, Anh, Dung, Dung(別人)の女子大学生4人です。Ngoc以外の3人はHo Chi Minh City University of Law(ホーチミン市法科大学)、NgocはNguyen Tat Thanh University(アエン・タット・タン大学)に通う4年生(21~22歳)です。彼女たちにはまず、下に示す1週間のスケジュールを記入してもらいました。


最初に印象に残ったのですが、前もって英語が得意だということは聞いてはいたものの、彼女たちは想像以上に一般的な日本人学生よりも英語が上手でした。Dung(写真一番右、スケジュール2枚目)は自宅で翻訳のインターンをしていることもあり、ネイティブ並みの発音で驚かされました。普段ベトナムで外を歩いていても、ベトナム人の英語が上手いとはあまり感じませんが、若者は驚異的に英語力を身につけているという印象を受けます。また、NgocとAnhは日本語も趣味で勉強しており、はじめに会った時上手な日本語で「はじめまして」と挨拶され、驚いてしまいました。ベトナム人学生の言語を習得する姿勢には驚かされるばかりです。


さて、記入してもらったスケジュールを見ると、4年生なのに授業が週3~5回程も入っており、就職活動で既に単位をほぼ取り終わり授業があまりない日本人学生と対照的です。英語の勉強時間にも目が行きます。英語は、字幕付きで洋画を観るなどして学習しているそうです。全員料理をしているのは、皆地方出身だからなのですが、全員兄弟と住んでいます。他にも家族と頻繁にSkypeしたり、約一ヶ月に一度帰省してたり、家族との関係が大事にされています。また、興味深いことに全員朝早く買い物に行っていることがわかりますが、これは安い市場が夕方には閉まってしまうことに起因してそうです。

日本のインターン生によるベトナム学生インタビュー

日本のインターン生によるベトナム学生インタビュー



ところで、スマートフォンはやはり皆持っていました。ベトナムではフィーチャーフォンは一度も見かけていないことからも、日本より普及率が高いことは間違いなさそうです。しかし、彼女たちのスマホは、中古で購入したり、姉から譲り受けたりしているものでした。これは、新品のスマホが日本とあまり値段が変わらないのに対し、本人達の収入(ホーチミンでもバイトの時給は300~400円くらいだそうです)が低いので中古が主流だとか。また、日本で普及しているLINEはあまり流行っておらず、SMSやFBメッセンジャーが主流だそうです。更にここでスケジュールを見てみると、ネットが拡大しているのにも関わらずテレビの人気は未だ健在なことが伺えます(1日30分〜3時間観るらしいのですが、ネットをする時間と同じくらい)。スマホの他にも、主な消費として服や靴を買っていると語っていました。一方でオンラインショッピングはあまり普及しておらず、これは、Eコマース市場の規模がまだ小さく消費者が商品の質に対し日本より懐疑的なことや、本人の収入がなくても作れる学生カードが存在しないことが挙げられます(インターン等である程度の収入があるならば作れるそうです)。


今回のインタビューで、ベトナム人の大学生に感心する一方、日本人の大学生として少なからず危機感をいだきました。国としては日本がベトナムをリードしてはいますが、学生の意識の違いを目の当たりにし、我が国の将来を考えさせられる機会となりました。


日本のインターン生によるベトナム学生インタビュー

Report by Asia Plus Inc Intern students


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